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描かれる生命の響き: 近藤亜樹氏と彼女の芸術世界

北海道出身、山形在住の画家・近藤亜樹氏。近藤氏の言葉、「描くことは生きることそのもの」が示す通り、彼女の作品は生命そのものから湧き出るエネルギーを放っています。近藤氏の作品は、彼女の経験や感情を巧みに刻み込む空間であり、記憶と現在、想像と現実が混ざり合い、絵画という新たな体験を生み出します。物理的な境界にとらわれず、立体物や壁、天井を含む空間全体を自由に使いこなしています。短編映画「HIKARI」(2015)で、実写と約14,000カットの油彩アニメーションを融合させるなど、その力量は近藤氏の並外れた可能性を示しています。


近藤亜樹 Courtesy of ShugoArts, Photo by Kohei Shikama

創作の源泉

近藤氏の作品には哲学的なテーマが織り込まれているように感じられますが、彼女が伝えたいメッセージは「生きるというテーマ」で統一されています。その表現は常に近藤氏の生活を反映し、その時々で感じた感動や発見を作品に刻んでいます。近藤氏にとって「描くことは生きること」という言葉に尽きます。そのエネルギーの源は、しっかりと食事をとり、良く眠り、新たな発見に感動することなのです。


最新の展覧会

今年2023年6月10日から7月22日まで、近藤亜樹氏の新作個展「わたしはあなたに会いたかった」がシュウゴアーツで開催されます。この展示は3.6mの大作をはじめ、18点の新作で構成されており、描かれた人間も植物も動物もぬいぐるみも、みんな誰かに会いたいという気持ちを抱えています。家族や友人、目に見えない存在、過去や未来の自分にも。ますます力強く進化し続ける近藤亜樹氏の最新作をぜひお見逃しなく。

また、近藤亜樹氏の新書『ここにいたんだね』も2023年夏にリトルモアから発売予定です。本書には近藤氏が描き続けている84点の作品が収録されており、作家の言葉とともに絵をお楽しみいただける一冊となっています。「絵は私が今ここに生きていることを認識させる。私にとって絵は光のかたまりだ」という近藤氏の言葉が、本書のテーマを象徴しています。

近藤亜樹氏の世界は、「描くことは生きること」の一言に象徴されます。近藤氏の作品を通じて、私たちもその美しい哲学に触れ、新たな発見を求める旅を続けることができます。


近藤亜樹個展「わたしはあなたに会いたかった」シュウゴアーツ, 2023

Copyright the artist, Courtesy of ShugoArts, Photo by Shigeo Muto


近藤亜樹個展「わたしはあなたに会いたかった」シュウゴアーツ, 2023

Copyright the artist, Courtesy of ShugoArts, Photo by Shigeo Muto

 

Artworks/ 近藤亜樹


I Love You

2023

Acrylic on canvas

Copyright the artist, Courtesy of ShugoArts, Photo by Shigeo Muto


Painting Girl

2023

Acrylic on canvas

Copyright the artist, Courtesy of ShugoArts, Photo by Shigeo Muto


Universe

2023

Acrylic on canvas

Copyright the artist, Courtesy of ShugoArts, Photo by Shigeo Muto


ずっときみのそばにいるよ

2023

Acrylic on canvas

Copyright the artist, Courtesy of ShugoArts, Photo by Shigeo Muto


わたしはあなたをあたためる

2023

Acrylic on canvas

Copyright the artist, Courtesy of ShugoArts, Photo by Shigeo Muto

 

近藤亜樹個展「わたしはあなたに会いたかった」

会期:2023年6月10日(土) ‒ 7月22日(土)

会場:シュウゴアーツ

アクセス:〒106-0032 東京都港区六本木6-5-24 complex665 2F

東京メトロ日比谷線・都営地下鉄大江戸線 3出口から徒歩3分

TEL: 03-6447-2234

開廊時間:11:00 – 18:00 (日・月・祝日は休廊)


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