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「次の世代のために、 然をより良く。」シャンパーニュ・アンリ・ジローの、 然の永遠性への想い

シャンパーニュ・アンリ・ジローは、フランスのシャンパーニュ地方の中心に位置するブティック・シャンパンハウスです。このメゾンは、シャンパーニュ地方の中でも「ピノ・ノワールの王国」として知られているアイ村にあります。グラン・クリュとして められる村はこの地方全体で17しかありませんが、アイ村はその希少な村のひとつです。


シャンパーニュ・アンリ・ジローの家

現オーナーのクロード・ジローが1983 年に父のアンリ・ジローから引き継ぎ、ジロー家が代々その舵をとってきたシャンパーニュ・アンリ・ジロー。今日このメゾンは、サステナビリティ、 然とのつながり、そして然界の永遠性ともろさの合を信念に、25万本の最級シャンパンを生産しています。


シェフ・ド・カーヴであるセバスチャン・ル・ゴルヴェ氏は、20 年以上にわたって、現オーナーのクロード氏とともにメゾンを支え、ワインづくりへの愛情を受け継ぎ、ビジョンを吸収してきました。アイ村の他ではられないテロワールと、アルゴンヌの森との密接な係から影 を受けたワイン造りのプロセスを作り出す理想について、セバスチャンはってくれました。


アイのテロワールとアルゴンヌの森 ー 世界にひとつだけの二奏

セバスチャン・ル・ゴルヴェ - アンリ・ジローのシェフ・ド・カーヴ

「私はアイ村生まれで、この村のテロワールに対する情熱があります。アイのワインを味わうと、まずはじめに塩味が感じられ、そしてピノ・ノワールの果実の味が口に広がります。」セバスチャンはそう ります。


アンリ・ジローのメゾンは、長い歴史を持つアルゴンヌの森のくに位置しています。アンリ・ジローはこの森とのつながりをシャンパンづくりの中心に据えてきました。セバスチャンによると、アイのテロワールとアルゴンヌ森のオーク樽のマリアージュは「2 つの命ある 然の産物の巡り合い」へと変 します。


「信じられないような、まるで魔法のようです。」セバスチャンは います。メゾンにとってこれを達成するのは しいことであるのはセバスチャンもわかっていますが、結果はいつも期待以上のものになるのです。


「アイ村のテロワールとオーク樽のテロワール、この2 つのテロワールの巡り合いを生み出すためのベストな時 と場所を つけることが何よりもしいです。しかしそれさえわかれば、様々なことができます。パズルのピースが揃ったような感 です。」


「アンリ・ジローでは、 つのテロワールを表現したい。宇宙のコンジャクションのように。」

テロワールと森とのつながりは、アンリ・ジローの哲学の中でも深い分を占めています。2 つの特徴をるというこの想いは、そのブランディングに現されています。トレードマークである「G」の文字の上には2 つの点が描かれており、「1つはアイ村のテロワール、そしてもう1つはアルゴンヌの森のテロワール」を意味すると、セバスチャンは教えてくれました。


森を守る

アンリ・ジローとアルゴンヌの森とのつながりは、ただの商売 係ではありません。森はシャンパーニュづくりに欠かせないものとえられています。


アンリ・ジローは何世代にも「永遠だけど、もろい」わたってアルゴンヌの森の復元に取り組んできました。森は第一次世界大戦で傷つけられ、その後、樽職人がワイン樽の造にこの森の木々を使用していました。セバスチャンによると、1950 年代までは も森の世話をしておらず、150 人以上の樽職人が木々を搾取していたそうです。


「アイ村のグランクリュも、アルゴンヌの森も、次の世代のためにしっかりと手入れをしていかないと。前の世代よりも、然をより良くしていきたいですね。」

アルゴンヌのテロワール

アンリ・ジローの樽づくりはアルゴンヌの森の古い木を使い、環境破壊を避け、できる限りサステナブルな方法で

行っているとセバスチャンは強くります。セバスチャン も樽の木の選定に わっているそうです。


「"木を切る"という 葉は使いません。 然が私たちに木を与えてくれる、だから私は木を めているのです。私が木をめるときは、古い木を選びます。そうすれば、新しい世代の木が つのに十分なスペースを与えられます」、セバスチャンはこう話します。


アンリ・ジローは2013 年、フランス国立森林事務所の協力のもと、森の再植林を目的とした「アルゴンヌの森を救おう」プログラムを立ち上げました。このプログラムをじ、これまでに45,000 本以上の新しい木がアルゴンヌの森に植えられました。


これは、アンリ・ジローが樽を生産するために使った木の数とは比べ物にならないものです。「これまでおよそ30年の 、私たちは約1,500 本の木をめてきました。ですが同時に、その30倍もの木を植え直しているのです。」


「永遠だけど、もろい」

アンリ・ジローと、シャンパーニュ地方の 然環境とのつながりは、アンリ・ジローの哲学のもう一つのな素である「永遠」のえと絡み合っています。


その絡み合いは、アンリ・ジローのシャンパンボトルのデザインに表現されています。ボトルに描かれているの四 形は、ベテランの細工士による手作りの箔です。「 箔を作るには特殊な技術が必で、作れる人はほとんどいません」セバスチャンはそういます。


セバスチャンは、の四 は、アンリ・ジローのシャンパーニュの永遠性と長寿の理念をあらわしており、同時に、周りを取り囲む 然界のもろさを映し出している、とります。「 は永遠です。箔は長い保存することができますが、引っかけば壊れてしまう。それは然界も同じです。永遠ですが、とてももろい。私たちはそれを大切にしなければなりません。」

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