日本最大規模のアートの祭典「アートフェア東京19」が、本日より東京国際フォーラムにて一般公開されました。今回で19回目を迎える日本最大規模のアートフェアは、創設から20周年の節目となる今年、これまで以上にスケールアップした展示空間で139軒のギャラリーが一堂に会します。

Art Fair Tokyo 19 メインヴィジュアル
拡大されたブースで国内外のアートを一望に
今年のアートフェア東京は、ギャラリーのプレゼンテーション強化を重視し、各ブースが例年よりも拡大されています。「ギャラリーズ」「クロッシング」「プロジェクト」の3つのセクションで構成され、新規参加13軒を含む国内外のギャラリーが出展します。海外からの参加は5軒となり、国際的なアートプレイヤーとの交流の場としての機能も高まっています。
会場となる東京国際フォーラムでは、古美術から近代美術、現代美術、工芸まで幅広いジャンルの質の高い作品が展示され、日本のアートマーケットの多様性と奥深さを体感できる貴重な機会とります。
成長する日本のアートマーケット
アートフェア東京マネージングディレクターの北島輝一氏によれば、日本は中国に次ぐアジア第2位のアートマーケットを誇ります。経済的に成功したアジアの国の一つでありながら、小さな国土に多様で長い美術史を持つ日本の特性を活かし、アートフェア東京は日本のアートマーケットの成長とともに歩んできました。
このフェアは日本有数のギャラリーによって構成されるコミッティチームとともに、日本独自のアートの歴史を背景に育まれたアートマーケットと世界の主要なステークホルダーを繋ぐプラットフォームとして、常に発展を遂げています。
注目の出展ギャラリー
今回の出展ギャラリーリストには、東京を中心に名古屋、大阪、京都、福岡などの国内主要都市から、ニューヨーク、ロンドン、パリ、香港、台北、シドニーなど海外の都市からも著名なギャラリーが名を連ねています。小山登美夫ギャラリー、タカ石井ギャラリー、MISA SHIN GALLERY、SCAI THE BATHHOUSEなど日本の現代アートを牽引するギャラリーから、古美術を扱う専門店まで、幅広いジャンルを網羅した顔ぶれとなっています。
日本のアートシーンの今を総観できる貴重な機会となる「アートフェア東京19」。例年以上に多様なプログラムも計画されており、アート愛好家はもちろん、アートに興味を持ち始めた方々にも充実した体験が約束されています。20周年の記念イヤーを飾るこの祭典に、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
アートフェア東京19
会期:
一般公開: 2025年3月7日(金)〜 3月9日(日)
プレス・招待者向け内覧会: 2025年3月6日(木)
会場: 東京国際フォーラム B2F ホールE/B1F ロビーギャラリー
ウェブサイト:https://artfairtokyo.com/