六本木ヒルズ展望台 東京シティビューは、パリのオートクチュールウィークに日本から唯一招待されるファッションブランド YUIMA NAKAZATO とのコラボレーション展、「天空を纏う TOKYO CITY VIEW × YUIMA NAKAZATO」を2025年1月22日から開催します。

海抜250mという類まれな視点場で、ファッションと都市景観が織りなす新しい芸術体験を提供する本展覧会では、クリエイティブディレクターの中里唯馬氏がデザインした3着のドレスと、そのドレスを写真家・映画監督の蜷川実花氏が撮影した写真作品を展示します。東京タワー方面の壮大な都市景観を背景に、オートクチュールという最高峰のファッションアートが交差する空間が創出されます。
さらに、渋谷・新宿方面を望むエリアでは、2023年に劇場公開された中里氏のドキュメンタリー映画「燃えるドレスを紡いで」のトレーラー映像も上映されます。この映画は2025年1月からオンライン配信が開始される予定です。
また展覧会の第二弾として、2月3日からはYUIMA NAKAZATOのブランド創立15周年を記念した特別展「砂漠が語る宇宙と巨大ナマズの物語は衣服に宿るか」が開催されます。2025年1月末にパリで発表される最新コレクション「FADE」の衣装作品を中心に、モーツァルトのオペラ「IDOMENEO」から着想を得たコレクションなど、日本初公開となる作品群を展示。

Photography: Yuima Nakazato

展示ドレスイメージ
本展は、都市と時代を超越した新しいファッション表現の可能性を提示するとともに、中里氏が主宰する次世代クリエイターのためのファッション・アワード「FASHION FRONTIER PROGRAM」の精神とも呼応しています。東京の壮大な景観とハイファッションが融合する本展は、人々にファッションの未来を垣間見る貴重な機会を提供します。

中里唯馬
1985年生まれ。2008年、ベルギー・アントワープ王立芸術アカデミーファッション科を卒業。2016年7月にはパリのオートクチュールウィーク公式ゲストデザイナーの1人に選ばれ、現在に至るまで日本人として唯一、オートクチュールウィークにてコレクションを発表し続けている。近年では、単独回顧展「BEYOND COUTURE」がフランスの公立美術館であるカレー・レース・ファッション美術館にて開催。アメリカのボストン・バレエ団やスイスのジュネーブ国立劇場等で行われるオペラやバレエ等、舞台芸術の衣装デザインを手掛ける。また、自らが発起人となり、未来を担う次世代のクリエイターのためのファッション・アワード「FASHION FRONTIER PROGRAM」を創設。
「天空を纏う TOKYO CITY VIEW × YUIMA NAKAZATO」
会期:2025年1月22日(水)~2月16日(日)
会場:東京シティビュー スカイギャラリー1、3 (六本木ヒルズ森タワー52階)
「YUIMA NAKAZATO展-砂漠が語る宇宙と巨大ナマズの物語は衣服に宿るか-」
会期:2025年2月3日(月)~2月16日(日)
会場:東京シティビュー スカイギャラリー2(六本木ヒルズ森タワー52階)
営業時間:10:00~20:00(最終入館19:30)
チケットは公式サイトよりご確認ください。