国際アートフェアTokyo Gendai、第3回を迎える今年は「芸術の秋」の9月に開催!国内外から集結する出展ギャラリーを発表
- Gen de Art
- 6月26日
- 読了時間: 6分
●2025年9月12日(金)~14日(日)にパシフィコ横浜にて開催決定した第3回Tokyo Gendai。
招待客向けプレビューおよびヴェルニサージュは9月11日(木)に実施
●今年は開催時期を日本の文化的シーズンの始まりである9月に変更することで、Tokyo Gendaiはさらに進化

今年で第3回を迎える国際アートフェア「Tokyo Gendai」は、2025年9月12日(金)から14日(日)までパシフィコ横浜での開催が決定しました
(招待客向けプレビューとヴェルニサージュは9月11日(木)に開催予定)。
第1回、第2回に続き、今回も株式会社三井住友フィナンシャルグループ(以下、「SMBCグループ」)をプリンシパルパートナーに迎え、
日本を代表するギャラリーや芸術文化財団、そして海外の主要ギャラリーが一堂に会する、壮大でダイナミックなアートフェアを開催します。
この度、第3回Tokyo Gendaiの出展ギャラリーが決定しました。
■展示セクターと出展ギャラリー
Tokyo Gendaiは、65のギャラリー※を3つの主要セクターに分け、国際的に著名なアーティストの代表作から、
最前線で活躍する若手アーティストまで、コンテンポラリーアートを幅広く紹介します。
「Galleries(ギャラリーズ)」のセクターでは、出展ギャラリーを代表する複数のアーティストのキュレーションを展示。
「Hana ‘Flower’」のセクターでは、若手~中堅アーティスト1~2人による作品展示を特徴とし、
「Eda ‘Branch’」は、特にアジア地域における、有名アーティストや歴史的に重要なアーティストの個展もしくはグループ展にフォーカスします。
1.Galleries
前回に続き、BLUM(ロサンゼルス、東京、ニューヨーク)、Pace Gallery(ニューヨーク、ロサンゼルス、ロンドン、ジュネーブ、ベルリン、ソウル、東京、香港)、
Sadie Coles HQ(ロンドン)、タカ・イシイギャラリー(六本木、京橋、京都、前橋)、
Ceysson & Bénétière(東京、 サン・テティエンヌ、 パリ、 ニューヨーク、 ヴァンドハフ、 リヨン、 ジュネーブ、パネリ、ラ・ショルム)
といった世界の著名ギャラリーなどが出展します。
From Left to Right:
Larry Poons, Untitled (024J-4), 2024.© the Artist. Courtesy of the Artist and Almine Rech. Photo Dan Bradica
Kan Yasuda, MYOMU, 2025, Statuario white marble, 43 x 63 x 18cm, Courtesy A Lighthouse called Kanata
Tschabalala Self, courtesy of the artist and Galerie Eva Presenhuber
さらに、いくつかの出展ギャラリーは、展示内容を発表しました。
• Almine Rech(パリ、ブリュッセル、ロンドン、ニューヨーク、上海、モナコ)は、Larry Poon、
Medhi Ghadynaloo、Dylan Kraus、そしてJohn Giorno の作品を展示し、詩、抽象、コ
ンセプチュアルな形式での対話を提供するアーティストを紹介。
• Johyun Gallery(釜山・海雲台 タルマジ、ソウル)のグループ展では、AhnJisan、Kim
Chong Hak、Kim Take Sang、菅木志雄、Lee Bae などの作品を展示し、物質、物語、動
作、場所といった要素が交ざり合う地点における絵画の境界と可能性を探求する。
• A Lighthouse called Kanata(東京)では、安田侃をはじめ、日本美術の伝統に根ざした
形態や視覚言語を扱い、コンテンポラリーアートシーンを代表する彫刻家や画家の作品をキュレーショ
ンする。
• ShugoArts(東京)は、イケムラレイコ、近藤亜樹、三嶋りつ惠など、日本を代表する女性アー
ティストらの作品を紹介。また、三嶋りつ惠の作品は、今年の「Tsubomi ‘Flower Bud’」におけるシ
ョーケースにも出展予定。
• Galerie EIGEN + ART(ライプツィヒ、ベルリン)は、Carsten Nicolai と Stefan
Guggisberg の作品による展示を実施。
2.Hana ‘Flower’
Hana ‘Flower’のセクターでは、注目の新進・中堅アーティストたちの活動や作品に深く切り込むエキシビションが展開されます。
From Left to Right:
Satoshi Ohno, 占いの手引き。, 2022. Photo by Kenji Takahashi © Satoshi Ohno. Courtesy of Tomio Koyama Gallery
Yoshiki Muramatsu, SAMOLOS, 2024.© Yoshiki Muramatsu. Courtesy of NANZUKA
A Kassen, Bronze Pour, 2025, Bronze, Multiple dimensions, Courtesy of A Kassen and Each Modern
• 小山登美夫ギャラリー(東京)による大野智史の個展では、音楽やレイヴといった深い感覚的刺
激を背景に、クラブカルチャーに根差した個人的な経験や記憶をもとにした作品を展示。
• PARCEL(東京)は、マサミツによる静謐で詩的な油彩の風景画を紹介する。マサミツは自身の観
察や印象を丹念に再構成し、絵画に落とし込む作風で知られている。
• Keteleer Gallery(ブリュッセル)のキュレーションによる3 人の新進アーティストのショーケースで
は、個人的な経験をより普遍的なテーマと結びつけ、自己、社会、自然界との関係を取り上げる。
• NANZUKA(東京)は、大平龍一、村松佳樹、Pex Pitakpong の3 名によるグループ展示を
実施。
• Each Modern(台北)では、コペンハーゲンに拠点を置くアーティスト集団A Kassen の新作を
初公開。変容、プロセス、そして素材そのものに焦点を当てながら、彫刻表現の新たな地平を切り拓
く試みとなっている。
3.Eda ‘Branch’
Eda ‘Branch’のセクターでは、歴史的・文化的に重要な地位を確立しているアーティストが展示されます。
• Ippodo Gallery(東京、ニューヨーク)では、池田晃将の新作を初公開。形、そして形がもつ意
味の探求を続ける池田にとって、本作品が重要なマイルストーンとなる。
• Page Gallery(ソウル)は、Vio Choe の個展をキュレーションし、科学とゲームデザインに影響を
受けたユニークな言語と世界に焦点を当てる。
※出展ギャラリーに関する情報は2025 年6 月26 日時点の情報ですが、会期までに予告なく変更する可能性がございます。
■主催者およびプリンシパルパートナーによるコメント
Tokyo Gendai フェアディレクター 高根枝里 コメント

「2025年のTokyo Gendaiで、工芸や伝統的な創作物の探求から、前衛的なコンテンポラリーアート作品まで、
分野を超えた新たな対話の扉を開くような多様で幅広いセレクションをご紹介できることを大変うれしく思います。
日本の現代アートシーンの奥深さとダイナミズムを、ご来場いただく皆さまにお届けするため、
日本、そして世界のアート施設や祭典、フェアと緊密に協力できることを光栄に思います」
Tokyo Gendai 共同創設者 マグナス・レンフリュー コメント

「Tokyo Gendaiは過去2回にわたり、日本の卓越した創造力を世界へつなぐ架け橋となると同時に、世界のアートイベントとして欠かせない存在としての地位を確立してきました。
今年もまた、国内外の出展ギャラリーがコレクターや美術館、芸術文化財団らとつながり、新たな関係を築き、
コラボレーションの機会を生み出すための特別なプラットフォームを提供することで、
さらなる異文化交流の道を開き、世界のアート市場における日本の主要なプレーヤーとしての地位を確固たるものにします」
SMBCグループ 執行役社長グループ CEO 中島達 コメント
「今年も、Tokyo Gendai のプリンシパルパートナーを務められることを、大変光栄に思います。
アートを通じて世界と日本をつなぐ Tokyo Gendai が、異なる世代と文化、経済との架け橋となり、
日本のアートマーケットのさらなる発展、社会的価値向上の促進につながることを祈念しています」
【Tokyo Gendai 開催概要】
開催日時:2025年9月12日(金)- 14日(日)
※VIP向けプレビューおよびヴェルニサージュは9月11日(木)に開催
開催場所:横浜国際平和会議場(パシフィコ横浜)
主催:The Art Assembly
公式ウェブサイト:https://tokyogendai.com/ja/
公式SNS:Facebook(https://www.facebook.com/tokyogendai/ )
Instagram(https://www.instagram.com/tokyogendai/)